「草稿」

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「草稿」

ソウコウ:小説の草稿(ソウコウ)に手を入れる。(漢検2級(F) H17-2-(6)-04)

「草」は,「艸」+「早(そう)」の形声文字です。草を表す字のもとの字は,「艸」です。「艸」の俗字として「草」が使われてそれが一般的になりました。「艸」は,草の生える様子を表しています。

「早」は,匙の形の象形文字ですが,匙の意味を表すことはないとされています。「早」の読みが,「はやい」の意味を表す音と似ているため,「早」が「はやい」の意味を表すようになった仮借の字です。雑草はすぐ生えてくるので,「草」というのが私たちの脳の中の認識ではないでしょう。「草」は,いわゆる「草」の他に,「そまつ,いやしい,したがき」の意味があります。

「稿」は,「禾」+「高」(こう)の形声文字です。「禾」は穀物を意味します。「高」は,「骨」+「口」で死者を弔うの意味がもともとの意味です。そこから,白骨,白,枯れて白くなった木の皮の意味が生まれてきます。下書きには,古くなって紙などを使ったので,「稿」という漢字ができあがりました。